オーナーインタビュー

吉岡 正史

いずれは独立して仕事がしたい

悩んだ結果、選んだ道

エリア:高槻エリア

名前:吉岡 正史(よしおか まさし)オーナー

インタビュー時期:加盟11ヶ月目

年齢:52歳

月商:約67万円

カバーオールとの出会い

居住エリアや年齢が障害に

 

元々実家が商売していたので、いずれは自分一人で何かやりたいなぁと思ってました。父親には、僕は才能ないと言われてましたけどね(笑)

サラリーマンをずっとやってたんですが、定年後の事とかを考えると、再雇用もあるものの、体力的にそんなに長く続けられる仕事でもなかったので、子供が手を離れるぐらいのタイミングで何かをやりたいと思い、探していました。過去の職業経験からも、特化した分野の技術は持っていたんですが、特殊過ぎて潰しのきかないものでしたので、なかなか独立は難しい。

そんな中、色々と調べてる内に、フランチャイズにたどり着きました。フランチャイズと言えば、もともとのイメージでは、コンビニとか一部の事業しか知りませんでしたが、よくよく調べていくとフランチャイズも選択肢としてアリかなと感じました。当時は転職よりも独立の方向で考えていたのも大きいですね。年齢的な部分も考えると、転職よりも独立が現実的かなと。

カバーオール以外も色々と見ましたよ。例えば軽貨物とかですね。ただ、どこも良いお返事はありませんでした。当時、住んでいる場所が三重県伊賀上野だったので、話を聞きたいと連絡を入れても「どこに住んでますか?」と聞かれ、「伊賀上野です。」と答えると、その時点でダメという所が多かったんです。将来的な事を考えて、名古屋よりに引っ越そうと思ってるなどという話もしてみましたが、「じゃあ引っ越してから連絡下さい。」と取り合ってもらえませんでした。そんな中、カバーオールの名古屋地区本部に連絡を入れた所、1回来てくださいとなり、話をすることになったんです。ちょうどYouTubeにも転居し、単身赴任でという先輩方がいらっしゃったので、その話をした事で面談の機会を得ました。

加盟を決めた理由

いつ軌道に乗るかが不安だった

 

名古屋地区本部でお話を聞きに行った時は、どこでやるかなどは一切決めてませんでした。元々の出身は京都なので、京都がいいな~なんて漠然と考えていましたが、私が面談に行ったタイミングは、名古屋、京都は加盟を止めているという話で、豊橋なら加盟できるという話でした。7月15日の話です。僕の誕生日なので記憶に残ってます(笑)大雨の日でしたね。

面談の中で、いつぐらいの加盟で考えてますか?と言われ、翌年の3月か4月ぐらいと答えていました。そのぐらいのタイミングなら名古屋もいけるんじゃないかな?と言われてました。話を聞く内に面白そうだなと思い、ある程度気持ちが固まって来てました。

その後、フランチャイズフェアに行った所、また別のエリアの役員が来られていて、その方に「実は以前説明を聞きに行って・・・」と話をしていたら、今なら京都が空いてますよという話になったんです。そこからはトントン拍子で話が進んでいきました。ちょうどその時に、私より先に加盟予定だった方が、加盟を辞退された影響で、大阪の枚方市で物件があるというお話が出たんです。自宅は三重、地元は京都と、どちらでもない選択肢に悩んだのですが、今売上があるならという事で、枚方への引っ越しを決意しました。

加盟の決め手と言われると、色々あるんですが、やっぱり売上保証に惹かれましたね。当時、もう1つ悩んでいた仕事があったんですが、そちらはフランチャイズではなく、単純に技術を身につけて行う自営業。紹介してくれた人が言うには、人手は欲しいが、生活できるほどの仕事量をキープするのは難しいという話だったので、さすがに踏み込めませんでした。他のフランチャイズについても、先にお話した通りで、ほとんどが断られていたので、決断も早かったです。やったはいいけど、いつ軌道に乗るか分からんというのが一番怖いですからね。

地方はFCも厳しい
顧客との対話を重要視

現状はどうですか?

デビュー当時は苦労しました

 

デビューして間もない頃に、ポロポロとお客様から不満のお声が出たんです。担当していたお客様先で社内に定期的にアンケートを取り、それを本部に送ってこられる所があったんですが、それが元でクレームのようになってしまったこともあります。他にも1件、クリニックのお客様先でクレームを頂きました。床についてのお声だったんですが、日々の清掃でしっかり拭いていても、どうしても徐々に黒くなってしまうんですね。そこがお客様の逆鱗に触れてしまい、クレームに繋がってしまった。当時はキャンセルになるんじゃないかとヒヤヒヤを味わいました。今ではエアコン洗浄のスポット作業を頂いたりと、良好な関係が築けています。

昔、営業をしていた経験もあったため、人と話す事は苦にならないんですけど、どうしても苦手なタイプの方はいらっしゃいますので、気を遣う所はありますね。対話をしようにも、お客様からあまりご意見がない時に、どう対処するかを考えないといけませんね。

これは人それぞれだと思いますが、今はほとんど休みを取らずに仕事をしています。色んな所から仕事のお誘いが来るので、極力行くようにしてるからですね。元々会社員をしながら副業もしていて、10年ぐらい年間休日が10日程という生活をしていたので、全く何も思いません。その頃より休みは多いですし。むしろ休みを取っても、何をしていいのか分からないぐらい(笑)特殊かも知れませんが、今までと比べると十分ゆっくり出来てる感覚です。売上も増えてきて、一人の限界は感じてきているので、これから雇用なども考えていきたいなと思ってます。

 

ご家族の反対はありましたか?

長男が事業概要を妻に説明

 

絶対にダメという反対はなかったんですが、あまり良い顔はされなかったですね。元々、ローン関係や子供の大学卒業など、諸々の事が手元を離れてからと思っていたので、もう少し先に加盟するつもりだったんです。ただ、事情があって早まったので、そんな反応だったのかなと。初めは、かなり長期的な計画で考えていたので、将来のために情報収集をしておこうぐらいの予定だったんですよね。ところが急遽事情が変わったんですよ。

加盟直前、高槻で面談をした時は、長男が付いてきてくれました。ちょうど就職が決まって家にいた時期だったんです。妻は僕の言う事より、長男の言う事を信用するんですよ(笑)なので一緒に話を聞いてもらいました。案の定、帰宅してから長男が妻に事業の内容を話してくれてました。僕より細かい計算をして、信用できる商売かどうかを判別してくれてましたからね。結果的に、それを経て加盟が決まりました。

サービスにおいて心がけている事はありますか?

顧客との対話が信頼を生む

直接お客様と話を出来る所に関しては、出来るだけコミュニケーションを取るようにしています。お客様が何を求めているのか?この部分と自分のサービスがずれてしまうと、うまくいきません。お客様によっては、自分の思いをそれほど話して頂けない方もいらっしゃるんですが、それでも対話の時間を取る事によって、求めている事を実現できるようにする事が最も大切だと感じています。

顧客との対話を重要視

人生において、今までとの違いは?

家族のありがたみを感じる

 

家族と離れて暮らしてるので、逆に家族のありがたみを感じるようになりましたね。家族って本当にありがたい存在で、離れる事によって逆によく喋るようになりました。他にも、会社員の頃と違って、責任感も出てくるので、やりがいがすごくあります。自分で決めて、自分で行動して、当たり前かも知れませんが、事業主としての責任感がやる気にも繋がってます。

加盟を検討している人にメッセージ

『不安を払拭できる環境があった

 

僕自身も不安はあったんですが、最初は疑問を感じていた売上保証や営業不要という部分もしっかり質問をし、しっかりと調べ、本部と話をしている内に理解出来るようになりました。加盟時も研修がありますし、加盟してみれば先輩方の面倒見もいいです。不安はたくさんありましたが、安心できる環境があったので、悩んでいる方は是非加盟して頂ければと思います。

本部スタッフより

転職や独立を含め、様々な選択肢を描きながら、居住エリアが三重県伊賀上野だったために、ほとんどが加盟前に断られていた吉岡さん。転居を含めて考えていた中で、カバーオールも最初は希望エリアの加盟がストップしている状況だったために、すぐには始められない状況でした。

元々の職務経験から、専門的な技術は持っていたものの、なかなか活かし辛い技術だったとの事で、同じ職業での独立も現実的ではなかったそうです。転職先を探すにも、同じような条件で、年齢的にも新しいことは始め辛い。そこで選択肢の1つとして出てきたのが、フランチャイズだったとの事。自ら事業を始める中で、ノウハウがない業種でも始められるのがフランチャイズの良い所。その特性を活かし、カバーオールにチャレンジすることをお決め頂きました。

事業スタート直後は、お客様対応に苦慮した部分もあったと語ってくれた吉岡さんですが、営業マン時代の経験を糧に、コミュニケーションを強化。その後は順調に売上も増え、今では雇用を考えるまでになりました。今後は、一人で進めていくのか、従業員を雇用し、売上を拡大していくのかを悩んでいらっしゃいます。これからの吉岡さんの活躍に期待したいですね。