オーナーインタビュー

横山 彰宏

八百屋をやめて始めた仕事

自分の限界まで社会貢献ができる

エリア:姫路エリア

名前:横山 彰宏(よこやま あきひろ)オーナー

インタビュー時期:加盟1年4ヶ月目

年齢:55歳

月商:約70万円

カバーオールとの出会い

無店舗経営に興味

 

同業者のダスキンさんに知り合いがいて、その人から聞いたのがきっかけです。

私は元々、自営業でした。商業テナントとして、八百屋を33年続けていたんですが、辞めようかと考えている時に、出入りしていた業者の方と話をしていました。「次何すんの?」という話になった時に、「掃除なら無くなれへんからいいで」という事になり、カバーオールの事を教えてくれました。ダスキンなら店舗を持たないといけないが、カバーオールならそれが必要ないという事で教えてくれたんですよ。

最初は全然違う業種なので、ピンとこなかったですね。

当時テナントを出していた店の店長から、移動販売車をやってくれないか?という話も貰っていたので、選択肢は2つあったんですね。その中でカバーオールを選択したという状況でした。

加盟を決めた理由

拘束時間が長かった

 

前の仕事は、ずっと夫婦でやってましたが、とにかく拘束時間が長かった。

移動販売かカバーオールかを考えた時、手っ取り早いのは元々やってた商売と繋がる移動販売でした。ただ、拘束時間を考えた時に長くなる。清掃なら夫婦で出来るし、ゆっくり出来るかなという事で、カバーオールを選びました。前職では、お休みというと1月1日のお正月ぐらい。カバーオールなら、うまくいけば週休2日も取れるなという所でした。私は子供が4人いて、一番下が7歳。まだ小さい子供がいるという事でお金も時間も必要でした。

そしてもう1つの理由は「縁」です。

まずは姫路で地区本部長をされている方のお兄さんが知り合いでした。カバーオールの説明を聞きに行った後、仕事をしながら出入り業者さんと話していると、「それ、うちの弟がやってるやつやわ」となってビックリしました。さらに加盟後に知ったんですが、姫路地区本部にいる営業スタッフのお父さんが私の同級生でした(笑)

世間って本当に狭いなと感じましたね。

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現状はどうですか?

楽しさを見つけるのが課題

 

今改めて思うのは、もう一回接客の仕事もしたいなぁという所ですね。やはり、人と触れ合うのが好きなので、最近つくづく感じてます。

私のように人としゃべる事が好きな人間は、人が喜ぶのを見るのは好きだけど、常にやりとりし続けられる販売の仕事と比べると、やっぱり寂しい部分はありますね。他のオーナーとの繋がりもありますし、仕事を一緒にする事もあるので、色々と話をするんですが、仕事中に孤独感を感じている人も多いので、そういった部分で人との繋がりの大切さも改めて気づかされています。

綺麗になれば、その一瞬はお客様も喜んでくれるが、どうしてもその時だけ。関係が出来てくれば、話す機会も増えますが、こちらの楽しさもずっと続く訳ではない。だからこそ、楽しさを見つけていく事が、これからの課題かなと思ってます。

ご家族の反対はありましたか?

4代続く八百屋を辞める

 

特に家族から反対はなかったですよ。ただ、身内からは言われましたね。

兄弟で同じ商売をしていたんですが、実は4代続く八百屋だったんですよ。なので、それを辞める事に対しては多少言われましたね。

かと言って、兄貴はまだ八百屋をやってるので完全になくなる訳ではないんですけどね。今でも何ヶ月かに1回は、以前お付き合いのあった仕入れ業者さんと交流を持つようにしています。

サービスにおいて心がけている事はありますか?

商売は信用が大事

 

やっぱり信用ですね。それだけだと思ってます。全てにおいて、信用が大切。

自分を信用してもらう。そうする事でダイキチカバーオールを信用してもらう。そういう心構えで日々仕事をしています。そういった信用を作る為に、時間を守る、約束を守るという当たり前の事はもちろん、ログブックという報告書では毎日見て頂くものなので、毎度少し変化を加えるようにしています。

あとは挨拶です。当たり前ですが、必ず挨拶はしています。それが苦手な方もいらっしゃいますが、相手が得意か苦手にかかわらず、それだけは欠かさずしています。こういった当たり前の積み重ねが信用を作ると考えています。

人生において、今までとの違いは?

何より時間が増えました

 

一番の変化は、子供と触れ合う時間が増えた事です。

八百屋の時は、全く時間がありませんでした。とにかく忙しかった。先ほども言いましたが、休みはお正月の1月1日だけ。仕入れがあるので、休めないんですよ。これは商売が下手くそだったんだなと思ってます。朝5時から夜の8時まで、夏場などは仕事が終わったら22時とかでした。

八尾屋をしていた時、前の小さい店舗に空きが出て、何かやってくれと言われて、カフェをやろうとなったんです。その時にかき氷をやったら、爆発したんです!1年の内、4ヶ月ぐらいはかき氷を販売していたのですが、1日に2500杯のかき氷を作っていました。そうなると、仕込みから営業、片付けまで入れると必然的に遅くなるんですよね。勤務時間で言えば、15時間以上働いていました。

それに対して、最近少し物件を減らしたんですが、朝は5時半開始で、間に少し休憩を取りながら、夕方5時頃までという感じで、かなり軽減されました。本部からも物件紹介の連絡は着ますが、今は調整をしている感じです。おかげで、仕事が終わってからスーパーの特売品を探しに行ったりしてますよ(笑)

加盟を検討している人にメッセージ

『定年のない仕事

 

フランチャイズというと、加盟したら自分の身体の限界まで仕事が出来るというのが一番大きいですね。いける所まで社会に貢献できる。自分の時間をうまく利用しながら、ある程度の生活費を稼げる事。自分が辞めようと思うまで続けられるという事が何よりメリットではないでしょうか。会社員なら、どうしても60歳、65歳で終わりが来る。そこから先を新たに探すのは大変ですが、個人事業の場合は、定年がない。ここは大きなメリットだと思います。

本部スタッフより

八百屋さんからビルメンテナンスのお仕事に転身された横山オーナー。4代続く八百屋さんを辞めてカバーオールに加盟して良かった事。それは休みがたくさん取れるようになった事だそうです。八百屋さんを経営されていた時は1月1日以外は休みが無く、朝5時から22時まで働きづめ。日によっては22時ごろまで勤務していたこともあったそう。

横山オーナーはお子様が4人。一番下のお子さんはまだ7歳。八百屋さんを経営されていた時はほとんど休みが取れませんでしたから、お子様と触れ合う機会もほとんど無かったのですが、今では週に2日休みを取れる時もあるほどで、ご家族との生活が本当に一変したそうです。

「今では仕事帰りにスーパーマーケットの特売品を探しに行っているんですよ」と横山オーナーは笑います。

横山オーナーは現在55歳。今この仕事に対して思う事は自分の身体が続く限り働き続けられる権利を手に入れた事がとても嬉しいという事。この仕事は定年が無いので、体力が続く限り続けられるのもメリットだと話してくれました。

「ただ、正直言うと自分は人と話すのが好きなのでもう一度接客の仕事をしたいなという思いはあります。」と話す横山オーナー。オーナー同士の繋がりでコミュニケーションを取ったりしてはいるものの、ちょっと寂しさを感じる事もあるのだという。「楽しみを見つけられるかどうかが課題ですね。」そう笑う横山オーナー。これからも末永く頑張っていただきたいです。