オーナーインタビュー

佐藤 智貴

きっかけは妻のお父さん

昼夜逆転の生活から抜け出せました

エリア:東大阪エリア

名前:佐藤 智貴(さとう ともき)オーナー

インタビュー時期:加盟3年目(業務歴6年)

年齢:36歳

月商:約94万円

カバーオールとの出会い

昼夜逆転生活からの脱出

 

私は地元が青森で、高校を卒業してすぐに大阪に出て来ました。元々飲食業界で働こうと考えていた私は、あえて近くの東京ではなく、帰りづらい大阪に出る事で逃げられない環境を作り、挑戦を選びました。当時通っていた調理師学校では、アルバイト進学制度という働きながら通える制度があったため、住み込みで給料をもらいながら勉強を続けていました。最初のお店で5年半、そこからは知り合いの店に行ったりしながら、社会に出てからずっと飲食業で働いていました。そうして働いている中で奥さんと出会い結婚をしました。子供にも恵まれ、生活も何とか出来ている状況でした。

そんな中、色々と事情があり、飲食業を離れる事になった時、奥さんの両親が、カバーオール事業をしている事を始めて知り、参戦する事を決めた。というのが出会いですね。最初の3年は妻のお父さんの元で仕事をさせて貰い、その後、独立しました。

加盟を決めた理由

とにかく時間を確保したい

 

皆さんも聞いた事があるかも知れませんが、飲食業界は激務です。そもそも仕事が忙しいですし、新メニューの考案や原価計算、人の管理などお店を繁盛させ続けるために考える事、やる事が多く、毎日が手一杯の状況。ほぼ休みが無い形で労働時間も長いため、子育てはもちろん、家の事は全て奥さんに任せきりでした。そんな中、二人目の子供が産まれてすぐの頃、奥さんから相談をされました。一人で育てるのは無理だと。私が30歳の時です。

このままだと子育てだけじゃなく、生活をやっていけない。なんとかならないか?と言われ、奥さんが辛そうにしている状況を見て、当時働いていたお店のオーナーに相談し、すぐに退職を決めました。その時は、次の事など考えておらず、とにかく辞めなければという状況だった。その時に、辞める日もすぐ決めてもらい、1ヶ月弱で退職が決まりました。次の仕事より、このままでは妻がどうにかなってしまいそうだったので、焦っていたというのが正直な所です。

辞めてから、次の仕事をどうしようかと考えていた時に、妻の両親が事業をしている事を知りました。結婚して6年経っていたものの、自分の仕事で手一杯だったので、何をしているかまでは理解していませんでした。義父に「次の仕事決めてんの?」と聞かれて「まだなんです」という会話が引き金となり、初めて事業内容などを教えてもらいました。そこで初めてカバーオールを知ったという感じですね(笑)

話を聞いていくと、今の状況にマッチしていました。まずは家にいる時間、家族といる時間を長くする事と、昼夜逆転の生活を戻す事が第一条件でしたし、希望が実現出来るならという事で、すぐに参戦を決意しました。何より義父母という事で、誰もが安心できる状況だったのも大きかったですね。

現状はどうですか?

常に向上心を持って

 

今は奥さんも一部の仕事を手伝ってくれていて、二人での売上が94万円ぐらいになっています。

もちろん生活におけるお金で困るような事もないですし、今の状況に不満は感じていません。ただ、満足とか不満足というより、毎日真面目に掃除するのが一番だと思って、仕事をしています。「現状維持は衰退」ってよく言うじゃないですか。だから日々勉強ですね。

お客様から「これ、できる?」と言われた時に「できますよ!」と言えばお金になるけど、断ったら何にもならない。そのためにも、自分が出来る事を増やす努力が必要だと思って勉強しています。先日も、担当している顧客から依頼されたエアコン分解洗浄があったんですが、私の分からない機械もあったため、別のオーナーさんが作業して下さる現場に行って勉強してきました。

売上で言えば、2人で120万円はいきたいなぁと考えてます。来年には下の子も小学校に上がるので、奥さんももっと動けるようになるので、そこから目指していきます。

ご家族の反対はありましたか?

一族全員が安心

 

私の場合は出会いが特殊なので、反対はありませんでした。

そもそも始めたきっかけが、生活状況を変えるためだったので、業務がどう、事業がどうと細かく考えずに飛び込みましたね。奥さんの両親がしている仕事に参戦させて頂いたので、手伝いも出来るし、跡継ぎのような感覚に捉えてもらってたかも知れません。

サービスにおいて心がけている事はありますか?

清潔を心がける

 

まず冗談に聞こえるかも知れませんが、トイレの便器は、自分が舐めても良いと思えるぐらいまで掃除をするというのがポリシーです(笑)実際にそれをするかは別として、それぐらいの気持ちでやった方がきれいになるじゃないですか。なので、常にそういった心もちで仕事をしています。トイレが綺麗に出来れば、他の所も必然的に綺麗にできるというのが、私の考え方です。

後は自分自身のケアですね。言い方は悪いですが、気持ち悪いおじさんになりたくないので、気を遣うようにしています。利用者さんにとっても、小汚いおじさんがトイレや更衣室の掃除してたら嫌じゃないですか?なので、特に気を遣うようにしています。

人生において、今までとの違いは?

健康になりました

 

一般的な生活リズムになった事が何より大きいですね。家族との時間も増やせました。

それとは別に、私は元々、身体を動かすのが大好きなんですが、仕事が忙しく、以前は出来ていませんでした。

それが今は、時間に余裕が出来た事で、トレーニングをするなど、自分のメンテナンスも出来るようになったのは、大きな変化かなと思います。身体が軽いですね。効果は不明ですが、ここ4年ぐらい風邪も引いていません。運動をする事で心も身体もリフレッシュできますしね。逆に運動が出来ていない時は、ご飯も美味しくないし、毎日が楽しくない。それぐらい運動が好きです。子供にデブって言われたくないですしね(笑)

心も身体も生活リズムもお金も、全てに変化がありました。

加盟を検討している人にメッセージ

『失敗を恐れたら始まらない

 

何より伝えたいのは、迷ってるぐらいなら、始めた方がいいという事です。

やらなければ失敗も成功もない、って言うじゃないですか?資料を見ようが、人の説明を聞こうが、やった人は色々知ってるから話してくれますが、やっていない人には実際の所は分からない。失敗するのが嫌だと思ってたら、何も変わらないと思います。成功ばかり狙ってても、チャンスは来ない。とにかくやってみるというのが、いいんじゃないかなと思います。

本部スタッフより

飲食店での仕事は激務とはよく聞きますが、長年飲食業に従事していた佐藤オーナーがその内容を赤裸々に語ってくれました。

「そもそも仕事が忙しいですし、新メニューの考案や原価計算、人の管理などお店を繁盛させ続けるために考える事、やる事が多く、毎日が手一杯の状況。ほぼ休みが無い形で労働時間も長いため、子育てはもちろん、家の事は全て奥さんに任せきりでした。」

お子様は二人。ちょうど下のお子様が生まれた直後に奥様から真剣な相談をされたそうです。「このままだと子育てだけじゃなく、生活をやっていけない。なんとかならないか?」という切実な内容。その言葉を受け、佐藤オーナーは飲食業界を去る決意をします。そこから、わずか1ヶ月で退職するのです。

しかし、仕事を辞めたものの、次の仕事はどうすればいいのか分かりません。さあ、どうしようと考えている時に、奥様の両親が行っている事業について詳しく知ることになります。実は、奥様のご両親はカバーオールに加盟して事業を行っていたのです。それまで自分の仕事で手いっぱいだった事もあり、義父母の仕事内容はあまり詳しく知りませんでした。ただ、深く話を聞くと自分の状況にマッチしているなと感じるようになりました。「昼夜逆転の生活から抜け出せる。」そして、何より「義父母がやっている仕事だから安心感がある。」

もう、加盟をためらう理由はどこにもありませんでした。

加盟して3年。今では奥様と一緒に働いて月商は約94万円。年間の売上はゆうに1000万円を超えるようになりました。しかし現状に満足しているわけではなく、月商120万円は達成したいと言います。

子どもたちにもカッコいいと言ってもらえるパパでいたい。そのためにもトレーニングを欠かさずやって、子どもたちにデブって言われないように注意したいですね。そう笑う佐藤オーナー。昼夜逆転の生活から抜け出してようやく家族との時間も取れるようになった事により、きっとこれから沢山の思い出が出来るのでしょう。これからの佐藤オーナーの活躍に大いに期待したいところです。