カバーオールとの出会い

中学校の同級生

52~53歳の時に、中学校の同窓会があったんですが、久々に会った友人と話していると独立して事業をしているとの事でした。どんな仕事？と聞くと、清掃業だと。そこで初めてカバーオールの存在を知りました。

私もサラリーマンとして働いていた時で、定年もあるし、それまでに何かせなあかんなぁと漠然と考えてた時でした。選択肢の中には独立もありましたね。

自分が飽き性なので、20代30代と仕事をやる中で面白くないなぁと感じる事が多く、ある程度目標達成したら、また別の仕事という感じで転職をしていたんです。私の人生は奥さんに言わせると「あんたは運で生きてんで」と言われてたんですね。大卒で入った会社も、転職した時も全て人との出会いが始まりでした。

加盟を決めた理由

独立にこだわりはなかった

友達がやっている事を知ってから、色々と調べる事はあっても、すぐに加盟とはいきませんでしたね。娘が大学を卒業するまではお金がいるので、サラリーマンで安定収入を得て、その後は自分の好きな事がしたいなと考えていました。

一番の決め手は中学時代の友達がやっていた事ですね。何の疑問もなく、加盟を決めました。体力的に60歳になってからだったらしんどいかなぁと思ってたので、独立を考え始めた時に、毎朝のランニングも始めました。当時はコロナがあり、テレワークだったので始め易かったというのもあります。加盟を決めたのは58歳の時ですね。

実際に地区本部で話を聞き、その際に先輩オーナーもご紹介頂き、色々とお話をさせて頂きました。本当、友達との縁によって出会った感じですね。運のある人との交友関係を広げる。これを大切にしています。

現状はどうですか？

効率を上げていきたい

始めた当初は、思ってたよりも肉体的にしんどかったです。年も年なので、最初の半年はそんな感じでした。

今はもう少し効率を上げてお金を儲けたいなと考えてます。カバーオールの売上平均は76万ぐらいと言われています。私がパッケージ50で入って、今で60万円弱の売上。それで、朝の3時から夕方4時ぐらいという状況なので、同じ条件のまま、お昼前後に終わるようにしていきたいなと思ってます。

今の売上に占める割合として、全て日常清掃なので、その分土日は余裕があるんですが、年齢的に休息とのバランスも大切かなと思ってます。

ご家族の反対はありましたか？

好きにしていいよ

奥さんに話をした時、最初はご苦労さんと言われました。後は自分の好きなようにしたらいいよと言ってくれましたね。

彼女もずっと正社員で働いていたので、そういう意味では、私のリスク分散を担ってくれてるかなと思ってます。65歳までは働くと頑張ってくれてるので、安心して始められた部分があります。もし嫁が反対して、協力がなかったらと思うと、始めるのは難しかったかなと思ってます。

サービスにおいて心がけていることはありますか？

イキイキの理念に沿って

綺麗にするのはもちろんなんですが、結局仕事というのは人と人とのコミュニケーションだと思ってます。掃除をする上で、そこの企業の方や担当者とコミュニケーションを頻繁に取る。話の内容に合わせて品質も向上出来たらいいかなと思ってます。

元々、ダイキチの理念にある「イキイキ」という所に共鳴してまして、仕事でもイキイキ、プライベートもイキイキ、そして人生もイキイキしていきたいと思ってまして、そう考えれば何も怖くないなって。

掃除以外でも今までの経験で出来る事があるならば、お手伝いしたいと常々思ってます。

人生において、今までとの違いは？

部活の後の爽快感

ちょっと話は違うかも知れないんですが、独立して経営者になったという感覚は大事ですし、その自覚がないと、もちろんダメなんですが・・・

仕事が終わった後の夕方の感覚が、学生時代のクラブ活動が終わった後の爽快感に似ていて、それが一番気持ち良いなと感じてます。学生時代はずっとスポーツをやっていたので、それを思い出したって感じですかね。

この仕事をやるうえでは、健康が第一なんですが、私と同じように過去にスポーツをやっていた人は、その感覚を思い出すんじゃないでしょうか。

加盟を検討している人にメッセージ

『覚悟を決めて、後はやるだけ』

正直、迷っても分からないと思います。やってみて初めて分かる事が多い。

私が思うに「覚悟」があるかどうか、それだけでいいと思います。もちろん情報はたくさんあった方がいいと思うんですが、結局は自分の覚悟で何もかも決まってくるんじゃないかなと思ってます。

覚悟を決めて、後はやるだけ。現場で働いて、帰ったら寝ると言う生活になれば、変な事を考える暇もないですね（笑）

本部スタッフより

カバーオールを知ったきっかけは、中学の同窓会。久々に会った友人と仕事の話をしている時の事でした。友人はカバーオールのオーナーとして、「とても充実した日々を送っているんだ」と詳しく話してくれたのです。サラリーマンとして働いていた森井オーナーは「定年もあるし、それまでに何とかしないといけないな」と考えていた頃でもあり、その話がとても印象に残っていたのです。

ただ、直ぐには動けませんでした。娘さんが大学を卒業するまでの間はお金もいるので、サラリーマンとしての安定収入を得た方が良いと考えたからです。「娘さんが大学を卒業した後は自分の好きな事をしよう。」そう決めていたのです。加盟の一番の決め手は、中学時代の友人が今もなお活躍していた事。結果的に加盟を決めたのは58歳の時、カバーオールを知ってからもう5.6年が経過していたそうです。中学時代のご友人が居たことは凄く心強かったと思います。カバーオールの加盟理由として結構多いのが、友人やご家族がやっていたからというものです。知人や身内の成功は何よりの説得材料になりますからね。

始めたころは思っていたよりも体力的にきつかったという森井オーナー。「何しろ始めた年齢が60手前でしたから、決して楽だとは思えなかったですね。でも、今は随分と慣れました。」そう笑います。

「むしろ、今は部活の後の爽快感と同じように感じられるようになりましたね。過去にスポーツをやっていた方はその感覚を思い出すんじゃないですかね。」という森井オーナー。若い時のスポーツの経験が今も生きているのでしょうか。

今は朝の3時ごろに出て、15時か16時に終わる生活。それを、今の仕事量でお昼くらいに終わるのが当面の目標だという。「年齢的に休息とのバランスも大事なんですよ」と、笑う森井オーナー。人それぞれ働き方は自由。これもフランチャイズオーナーの特権と言えるでしょう。