社会人としてのキャリアを重ねると様々なことが見えてきます。
より人の為に働きたい、自由に働きたい、多くの収入が欲しいなど様々な展望が出てくるでしょう。
フリーランスなど働き方の選択肢が昔より広まり、ハードルは低くなったものの具体的にイメージするどころか、心配やリスクのイメージだけは鮮明という方は、少なくないです。
もちろん、起業をするということは、様々な責任やリスクが付き物ですが、諦めることはありません。
ここまでで、心にうずうずとした感覚がある方必見、今更聞けない情報や起業についての手順を解説!
成功の鍵を惜しみなくお伝えさせていただくとともに、よりリスクが少ない形で起業できる方法をご紹介!
さらに一つの例として、すでに弊社に加盟している先輩オーナーのリアルな声もご紹介させていただいておりますので、是非最後までご覧ください!
今更聞けない!独立と起業の違いは?

まずは今更聞けない!と思う、「独立」「起業」などの些細な疑問から少しずつ解消していきましょう。
「独立」「起業」それらは基本的に、事業を始めるという意味では変わりありません。
しかし、それぞれに違ったニュアンスが含まれています。
短くまとめると下記のようになります。
- 独立は、組織に属さず自身のスキルや経験を活かして事業を始める。
- 起業は、全く新しい商品や技術の開発を行い事業を始める。
ちなみに「開業」も同じく、事業を始めるという意味として使われることが多いです。
あえて起業との違いを出すのであれば、既存の商品やサービスを用いるという部分が違いと言えるでしょう。
【個人事業主と法人どっちがいいの?】
ここで気になるのは、個人事業主として事業を始めるか、法人を設立するかです。
結論、個人事業主でも法人でも問題ありません。
というのも事業の展望や収益によってメリットや目的が違うので、ここで一度確認してみましょう。
【法人設立】
事業規模が大きい場合やこれから大きくする予定がある場合は、法人設立をおすすめします。
一番大きなメリットとしては、取引先や金融機関からの社会的信用が高くなることで円滑に取引や融資を得やすくなることです。
また、有限責任によって個人の財産と会社の財産が分離される為、事業の失敗による個人の損失を限定することでリスクの分散が可能です。
受けられる恩恵が多岐に亘る分、デメリットとしては設立費用や手続きが煩雑になり、設立後の経理業務も個人事業主より複雑になります。
資金や専門家からのサポートが十分な場合は、あまり懸念することはないかと思います。
【個人事業主】
逆に言えば、小規模で事業を行いたい場合は、個人事業主をおすすめします。
法人設立に比べて、はるかに低コストで独立・開業できます。
さらに、所得にもよりますが特別控除が適応されたり、税金面での優遇を受けることができます。
しかし法人設立より簡易な分デメリットとしては、社会的信用の低さによる懸念と、すべてにおいて自己責任になる点が大きいです。
十分な資金と計画性、専門知識に自身があれば、あまり懸念する必要はないでしょう。
途中からでも法人化は可能ですので、事業規模や収益に合わせることがポイントです。
まずは何をしたらいいの?


第一に、主人公であるあなたは、どんな勇者でしょうか?【自己分析1】
勇者のステータスが分からないまま冒険に出るのは無謀です。
自身のレベルはもちろん、体力やスピード、必殺技や得意な属性を知っておきたいはずです。
ゲームということは敵も存在します。
あなたの弱点を守りつつ冒険を進めなければなりませんので、ここも忘れてはいけません。
第二に、目的です。【自己分析2】
勇者は、何のために冒険をするのでしょうか?
「なんとなく」で命を張る勇者は、馬鹿だと思いませんか?
魔王を倒したいのか、ダンジョンにある秘宝を手に入れたいのか、新たな大陸への冒険なのか、冒険内容を決定しましょう。
人間目的がないと諦めたり、ゴールはしたものの「あれ?思っていたのと違う」ということになります。
また、魔王の前にも強敵はたくさんいるはずです。
心が折れそうな時もあるでしょう。
それらを補強したり弱った自身を鼓舞するための大切な支えになりますので、しっかり目的を持ちましょう。
第三に、いつまでにその目的を果たしますか?【目標設定】
例えば1年後には魔王が世界を滅ぼす予定なのであれば、それよりも早く倒さなければなりません。
100万ゴールドを貯めれば魔王を倒す為の剣が手に入るとしましょう。
1年以内に100万ゴールドを貯めるにはどうしたらよいでしょうか?
- 魔王決戦の地はどこか
- 現状の確認
- 毎日いくら稼げはいいのか
- どうやってお金を稼ぐか
期間と数値を明確にすることで目標までの逆算ができ、道のりがはっきりしたかと思います。
あとは、村を出発するだけです。
このように、自身のプロフィールや使える手札を整理し目標を設定することで、ビジネスモデルが誕生したり、起業の方向性が見えてきます。
近年では、自己分析と調べると様々な本や動画・診断・ITツール等たくさんのコンテンツがありますので、是非お試しください。
事業計画書を書く際にも、設定した目標は経営理念や資金計画として使用できますので、今のうちに考えておいて損はありません。
2. 市場調査
ここでは先ほど描いていただいた自己分析や理想、目標を叶える土台を調査しよう!ということです。
よく聞く言葉で言えば市場分析やマーケティング戦略になります。
先ほどの例えを使用すると、100万ゴールドを貯めるために、下記のことがおおよそ考えられるでしょう。
- 村の店はどんなアイテムを欲しがっているか
- より良くアイテムを売る方法や場所
- なぜそのアイテムが売れるのか
- 今後そのアイテムは更に売れるだろうか
- 村で評判のいい冒険者
このように、100万ゴールドを貯めるにあたってより効率的かつニーズに合った工夫が必要であることが分かります。
一番手っ取り早い方法としては、最後の「村で評判のいい冒険者」と例えた、競合他社や先輩起業家が実際に実績を残しているビジネスをありがたく研究し、勉強させていただきましょう。
ちなみに、独立、起業した後も市場動向は変動しますので、関連するサービスや商品に関して常に新しい情報を仕入れ、常に「なぜ?」を大切に調査をしていきましょう。
3. 事業計画の作成
これは、あなたの冒険がどれだけ魅力的でどれだけ可能性を持っているのかを示す資料です。
どんなに魅力的で可能性があっても、「ただなんとなくどんぶり勘定で冒険してます」というパーティに大切なお金や協力をしてくれる人は少ないでしょう。
事業計画書とは、そんな大切なお金や協力をしてくれる人を、説得する魔法の書となります。
おおよその内容としては、事業概要や市場分析、事業戦略、財務計画、組織体制です。
ステップ2までで半分は固まっているので、法人化をせず従業員を雇わなければ財務計画を練るだけとなります。
熱意や計画性をここに上手く注ぐことができれば、開業の準備は済んだも同然です。
ポイントは、いかに分かりやすく具体的に説得力のある資料が作れるかです。
作成形式や内容は様々ですが、ネットで無料提供されている事業計画書ツールを使用する人も多いので、活用してみるのも一つの手です。
4. 準備
いよいよ現実味を帯びてきました。
事業計画が固まったところで準備に入ります。
必要なお金や設備、備品を調達し、申請や許可書を取得しましょう。
法人か個人事業などの事業の種類・業種・規模によって届け出る手続きは異なりますので事前に確認しておきましょう。
資金調達がうまくいかない場合は、事業計画書を見直し手を加えることも大切です。
5. 周囲への相談
独立・起業をすると予期せぬトラブルは必ずと言っていいほど起こります。
その際に相談できる頼もしい専門家を探しておきましょう。
経営者は思ったよりも孤独な職業です。
忖度なく味方をしてくれる専門家を見つけることで、より良い経営ができるようになるでしょう。
さらに、先輩起業家とのコネクションがあればなお良いです。
出来れば同業種であることが望ましいところではありますが、今でも事業を行っている立派な先輩のアドバイス程信頼できるものはありません。
そして忘れてはいけない、家族や友人への相談です。
利害関係がないからこそ第三者としての意見がもらえる唯一の関係性を、経営にも活かしていきましょう。
6. 行動開始
さて、機は熟しました。
晴れて経営スタートです。
開業して終了ということはありません。
これからは継続するための努力になります。
実はこれが一番難しいところです。
ここまで培ってきた自己分析力や事業計画書、関わってきた人々から多くのアドバイスや知識を糧に経営していかなければなりません。
そしてできれば長く、自分の目標とする収益や大きく事業が育つように日々の努力はより欠かせなくなります。
成功のポイントと注意点

しかし、前項の最後にも書かせていただきました通り、開業後は事業を継続するための努力が必要となります。
事業を成功させるコツや注意点をご紹介させていただきます。
個人事業を成功させるコツ
・顧客との関係性構築:個人事業は、顧客との直接的な関係性を築きやすい点が強みです。
・専門性を高める:特定の分野に特化し、専門性を高めることで、競合との差別化を図ることができます。
・柔軟な対応:顧客のニーズや市場の変化に柔軟に対応できることも、個人事業主の強みです。
・時間管理:仕事とプライベートの時間をうまく切り替えて、効率的に作業を進めることが大切です。
法人を成功させるコツ
・組織力強化:役割分担を明確にし、組織として機能させることが重要です。
・資金調達:銀行融資、ベンチャーキャピタルからの投資など、様々な資金調達方法を検討しましょう。
・リスク管理:個人事業よりも多くのリスクが伴う為、リスクを洗い出し、適切な対策が重要です。
・法令遵守:法人として、社会的な責任を果たすことが強く求められますので、法令を遵守しましょう。
共通する成功のコツ
・明確な目標設定:自身を鼓舞したり初心を忘れない為にも目標設定は大切です。
・市場調査:顧客のニーズや市場の動向を常に把握し、自社の事業に活かしましょう。
・マーケティング戦略:顧客に認知してもらい、自社の商品やサービスを知ってもらう工夫をしましょう。
・人材教育:従業員または協力者の能力を最大限に引き出し、組織全体の成長につなげましょう。
・継続的な改善:何が起こるか分からない近年、常に現状に満足せず、改善を続ける姿勢が大切です。
注意点
・税金対策:身近なトラブルの1つとなりますので、節税対策の情報収集や専門家への相談をしましょう。
・IT活用:業務効率化を図ることで収益が伸びるケースもありますので、積極的に活用しましょう。
・情報収集:業界の動向や最新の情報を常に収集し、変化に対応しましょう。
フランチャイズという選択肢

ここまで読んでいただいた方の中で、下記のお悩みや迷いをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
- 独立や起業するためのアイディアがない
- 心配性の自分には経営や営業をする自信がない
- やってみたい事業はあるが未経験でスキルや知識がない
- 先の見えない世の中だからこそリスクを最小限にしたい
「自分には・・・」と肩を落とすのはまだ早いです。
基本的には1人で独立・起業を行うことがほとんどです。
しかし、それだけではないということも選択肢として検討していただければと思います。
フランチャイズ
売上からロイヤリティを支払うことで、すでに認知力のあるブランド・商品・サービス・ノウハウなどを加盟者に提供する独立方法です。
なので、独立・起業するためのアイディアや経営に対する大きな自信がなくとも、開業が可能です。
極端な話、初期投資の資金さえ確保できれば、個人事業主になれるということです。
さらに、やってみたい事業が未経験という場合でもノウハウを提供してもらえる為、自信をもって事業を始められます。
本部が大元となりますので、完全な独立に比べやや自由度は下がりますが、先の見えない世の中だからこそリスクを最小限にしたいという方にはおすすめです。
フランチャイズ独立~ダイキチカバーオール加盟の先輩の声~

松島 俊文オーナー
過去にIT系の仕事で友達と事務所を構えた事もあったそうで、その時はうまくいかず、その後会社員されていたそうです。
また新たに何かをしたいと探していた時、フランチャイズ情報サイトのアントレで、ダイキチカバーオールでの二度目の独立を果たされた松島オーナー。
営業不要・売上保証がなにより魅力的だったそうで、事業内容も清掃業ということもありややこしいことはないだろうと加盟を決意。
現在は、インタビュー当時より月商約1.8倍(2024年11月時点)と1度目の独立失敗から大躍進。
今後もより良い運営ができるよう、ダイキチカバーオールはサポートさせていただきます。

鈴木 智晴オーナー
2022年に開業
鈴木オーナーは息子の達也さんがきっかけで、お父様の智晴さん、達也さんのお二人でカバーオールのお仕事をスタートされました。
定年後お父様が自分で何かやってみたいことは、息子様もご存じだったそうで、自身も何かしたいと思いネットで探していたところ、カバーオールを見つけて加盟を検討。
しかし、元々サラリーマンをされていた鈴木オーナーも「自分で商売をやる」というその一歩がなかなか出なかったとのことです。
ところが「営業不要」「売上保証」のシステムはもちろん、説明会に参加した際に感じたフランチャイズオーナー同士の繋がりを大切にしている本部の雰囲気に、ここなら大丈夫という気持ちで加盟を決断されたそうです。
実際に開業してみて思ったことは、お二人とも「個人事業主とサラリーマンは全然違う」ということ。
開業後すぐ仕事がたくさんあることは嬉しいことでしたが、仕事をこなすために今までに経験したことがないくらい、時間をフルに使っているという感覚を実感したとおっしゃっています。
カバーオールに加盟してよかったと思う気持ちはお二人とも同じのようで、加盟を検討されている方に「恐れる必要はないですが、覚悟は必要」とメッセージを送ってくれました。
まとめ

社会人としてキャリアを重ねていくうちに、「起業したい」という気持ちを持つ方も少なくないはずです。
しかし、自身が経営者になるというイメージが具体的にならず、起業を諦める方がほとんどです。
それぞれの言葉のニュアンス
・独立は、起業に属さず自信のスキルや経験を活かして事業を始める。
・起業は、全く新しい商品や技術の開発を行事業を始める。
よく見る言葉だけでもこれだけのニュアンスが違います。
個人事業主と法人設立どっち?
結論、経営者によって事業の展望や収益によってメリットや目的が違う為、一概には言えません。
比較的手軽に小規模で事業を行う場合は、個人事業主。
事業規模の展望が大規模な場合は法人設立と、経営者の展望により変化します。
起業の手順
- 会社の看板である自身のことを知り、ぴったりの目標を決めましょう。
- 頭にあるアイディアの市場規模や競合の調査を行いましょう。
- 自身の目標や市場調査を基に事業計画書を作成しましょう。
- 事業計画書を手にしたら、資金調達や各種手続きに入ります。
- 専門家や先輩、家族、友人など周囲への相談もお忘れなく。
- あなたが社長です!まずは小規模で運営しつつ実績を作っていきましょう。
ちなみにフランチャイズの場合は、売上からロイヤリティを支払うことで、すでに顧客に認知があるブランド・商品・サービス・ノウハウなどを加盟者に提供し、サポートしてもらいながら開業することができます。
独立・起業するためのアイディアや自信、スキルがない場合でも、本部が提供するビジネスモデルや研修によって、自信をもって運営できることから近年多くの業種がフランチャイズ展開をしています。
事業を継続させる為の粘り強い努力は必要となりますが、是非この機会にフランチャイズについてご検討いただければ幸いです。
2021年からダイキチカバーオールが発信しているYouTubeチャンネル【カバチャン】
よくお問い合わせをいただく、営業不要・売上保証・フォロー体制についても特集しています。
その他にも業界情報、先輩オーナーのインタビューなど様々な動画を配信していますので、情報収集の際はぜひご活用ください。
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