景気動向による解雇やインフレによる物価の高騰のニュースが目立つ今日。
そんな中、将来性の高いと言われているビルメンテナンス。
しかし、3Kらしいが大丈夫か、AIやロボットの普及により人間によるビルメンテナンスが不要になるのではないか、別の不安が次から次へと。
これから転職・独立をするのに業界の将来性が不安なんてたまったものではありません。
そんなビルメンテナンス業に興味はあるものの、将来性が不安な方必見!
この記事では、気になる業界の現状と将来性、ビルメンテナンス業界におけるDX化の影響。
さらに!生き残る為の戦略やおすすめの独立方法もご紹介しますのでお見逃しなく!
ビルメンテナンスの仕事内容
ビルメンテナンス業界の現状と将来性
一般的には、社会情勢によって売り上げが流動しやすい業界が多い中、ビルメンテナンス業界は不況に強いといえます。
というのも、ビルメンテナンスは社会インフラとしての役割が強く、安全性や安定性が高いため不況の煽りを受けにくいからです。
しかし、不安要素となる課題があることも事実です。
業界としての将来性は高いものの近年では、社会問題などに伴う様々な課題を抱えており、その状況は複雑かつ変化しています。
課題「人材とスキル」
現代日本のニュースでも多く言われている少子高齢化。
これにより、熟練工の大量の引退で労働力が不足しています。
新たな人材の雇用を試みるものの、専門性が高い設備保全業務は、資格や実務経験がない場合未経験者が即戦力として活躍するのは難しいため、教育のコストも課題となります。
ビルメンテナンス業界も例外ではなく、若年層の離職率が高く人材確保だけでなく維持にも難航しているのが現実です。
課題「コスト高騰」
最近何かと話題となる、原材料費や燃料費、人件費の上昇により、ビルメンテナンス業界でも企業の収益を圧迫している状況です。
利益率の低下に直結するので、経営としては頭を抱える課題です。
課題「競合合戦」
国内の建設投資の減少により、新しいメンテナンス対象となるビル建設の減少が問題となっています。
そのため、既存ビルの老朽化によるメンテナンスの需要は増加しているものの、安定性の高い業界だからこそ、業務を競合他社と取り合うケースも少なくありません。
独立した場合、既存業者の営業力と競合するにはかなりの努力が必要でしょう。
課題「技術革新への対応」
人材不足やコスト削減に一役買っているDX化。
ビルメンテナンス業界においても、IoTやAIなどの技術導入が進んでいますが、導入が遅れているケースが見られます。
初期投資のコストの高さや専門知識を持った人材不足により、システムの導入や運用が難しいからです。
ビルメンテナンス業界のDX化は必要か?
身近なところでは、居酒屋のメニューはタブレットやお手持ちのスマートフォン、ファミリーレストランでの配膳ロボットの普及が世間を驚かせていました。
先程ご紹介したように、ビルメンテナンス業界でも人材不足に伴い、AIやIoT技術の進展により、大きな変革期を迎えていることは確かです。
しかし、便利になるのは喜ばしい限りではありますが、日常で普及を実感するとますます「ロボットが人間にとってかわるのでは?」という不安が頭をよぎった方も少なくないかと思います。
ですが、実際にはロボットやAIが行う業務は限定的であり、人間が行うべき高度な判断や対応が必要な業務は依然として残ります。
さらに、技術の進展は業界全体の効率化を促進する一方で、「ロボットを管理する」という新しいスキルを持った労働力の需要も増加すると考えられます。
ビルメンテナンス業界の具体的なDX化
設備管理に関しては、センサーデータに基づいて設備の異常を早期に検知し、故障を未然に防ぐ予知保全に活かされています。
収集されたデータは、分析をすることで建物の状態を可視化し、予知保全だけでなくエネルギー効率向上などより適格なメンテナンス計画に使用されます。
さらに、防火・防犯面でもセンサーと連携し、点検作業の自動化や遠隔監視により、作業者の負担が軽減されています。
清掃管理も同様に、清掃ロボットが床掃除や窓を行うなどDX化が進んでいます。
ビルメンテナンス業界で生き残るための戦略
ビルメンテナンス業界で生き残るためには、業界の最新動向や世間の動向にアンテナを張ることが重要です。
定期的な研修や勉強会に参加し、自身のスキルアップを図ることで顧客へのサービス向上による満足度も増加し安定したビジネスモデルの礎になるでしょう。
また、AIやIoTなどの新技術の導入が進む中で、それらの技術をいち早く取り入れることで、営業の競争力や作業の効率化が図れます。
安定したビジネスモデルの構築
まず必要なのが、安定したビジネスモデルを構築することです
単発の新規顧客への品質管理も重要ですが、定期的なメンテナンス契約を結ぶことで、安定した収益を確保することができます。
設備保全管理でいえば、点検。
清掃管理でいえば、ビル内の日常的な清掃。
こういった業務の契約を獲得する必要があります。
個人で独立した場合、ネームバリューがない状態からのスタートが、一番の壁となります。
その壁を越えるために必要なのが近年重要視されているブランディングやマーケティングです。
自分のスキルと照らし合わせた上で、顧客のニーズ、嗜好、トレンドの把握・分析をし、競合との差別化により顧客に選んでもらえる会社になることが当面の目標になるでしょう。
最新情報とコネクションを得る
業界誌の定期購読や、協会などのホームページを確認してみましょう。
基本的なことから、業界の有名な方や協会などが催す講習やセミナーなどに参加することで情報だけでなくコネクションを獲得することもできます。
働き方が大きく変わった現代でも、コネクションは重要な役割を果たします。
自分自身の視野を広げるためにも一歩踏み出すことは、生き残る為の戦略の1つです。
また、そういった正式な集まりで獲得したコネクションを駆使することで、新規顧客獲得につながるケースもありますので、積極的に参加することをおすすめします。
なにより、同業の先輩や知り合いがいることは、経営者にとってもかなりの励みになります。
フランチャイズビジネスの検討
ビルメンテナンス業界で独立を考える場合、営業をしながらの作業をするのは時間的にも肉体的にもかなり大変です。
従業員を雇用する場合は、金銭的な問題はもちろん教育も必須となりますので、知識やスキルのない状態で、独立するのはかなりのリスクが伴います。
そこで、新たな選択肢として視野に入れていただきたいのが、フランチャイズビジネスです。
フランチャイズは、加盟しロイヤリティを支払うことで、すでに認知されているブランド力を活用できるだけでなく、経営のノウハウやスキルの伝授をサポートとして受けることができます。
イメージとしては、業界動向や経験、コネクションも豊富にある共同経営者と仕事をするというのが分かりやすいかと思います。
清掃業のフランチャイズならダイキチカバーオール
前項ではフランチャイズビジネスの検討をご提案させていただきました。
例として、弊社の清掃業フランチャイズビジネスを解説させていただければと思います。
未経験からでも安心してスタートできる環境が整っているため、業界に興味を持つ多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。
【営業不要】
ダイキチカバーオールでは、新規顧客開拓はすべて本部で行います。
これにより営業にかけるはずだったコストや時間も大幅に削減できます。
さらに、フランチャイズの魅力でご紹介しました、ブランド力による認知度や本部独自で行っているマーケティングと様々な営業方法を駆使して、安定的な売上の実現に成功しています。
【売上保証】
契約の際に希望の売り上げを選択し、月々の売り上げを継続的に保証しています。
「無理なく働きたい」「老後の収入源」「どんどん売り上げを伸ばしたい!」など様々なオーナー様の稼ぎたい思いをサポートさせていただいています。
もちろん加盟中のライフイベントの変化にも柔軟に対応しており、安心して事業を継続することができます。
【万全の研修・フォロー体制】
未経験の業界で独立することは、かなり勇気の必要になります。
しかし、清掃業のプロになるための研修はもちろん。
加盟後のフォロー体制にも力を入れており未経験のオーナー様をサポートさせていただいています。
事実、ダイキチカバーオールのご加盟オーナー様の98%は業界未経験者です。
まとめ
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