転職について「転職をしたいけど、何を基準に今後のキャリアを選べば良いのか分からない」「自分がやりたいことって何だろう…」と悩むことはありませんか。
就職してある程度の年数が経つと、今後のキャリアについて考えたり悩んだりする方は少なくないでしょう。
本記事では今後のキャリアに悩む方に向けて、転職軸や、転職軸を考えるときの4ステップ、転職よりも起業のほうが良い場合、独立・起業のメリットとデメリットについてまとめています。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
転職軸とは？
転職軸が必要な3つの理由
転職軸を成功させるためには転職軸を明確にすることが大切です。
以下で転職軸が必要な理由を3つ説明します。
今後のキャリアを選択する基準になる
転職軸を明確に決めることは、今後のキャリアを検討する際の指針となり、目指す方向を定めることができます。
転職活動を成功させるためには、転職軸を明確にすることが重要です。
今の職場に不満がある方は、まずは転職軸を明確にしてみましょう。
ミスマッチを予防できる
漠然とした考えで転職活動をしてしまうと、転職後にミスマッチが起こり早期離職に繋がりかねません。
明確な転職軸を持つことで、応募するべき求人を厳選できるだけでなく、自分の価値観や今後のキャリアについての考えを整理できるため、転職後のミスマッチを未然に防げます。
特に転職を繰り返している方は、今後のミスマッチを防ぐためにも必ず転職軸を明確にしましょう。
面接対策になる
明確な転職軸を持つことは面接対策にもなります。
転職の面接では志望動機だけでなく、前職の退職理由や前職で身につけたスキル、今後のビジョンについて深く聞かれる可能性が高いです。
転職軸を明確にして自分自身への理解を深めることで、転職活動の面接時に面接官をより納得させられる返答ができるでしょう。
転職を検討中の方は、面接の前に転職軸を明確にしておくことをおすすめします。
転職軸を考える4ステップ
転職軸を考えるときには4つのステップが必要です。以下で詳しく説明します。
①今までのキャリアを振り返る
まずは今までのキャリアを振り返りましょう。
具体的には、今までの仕事で得たスキルや学び、今までのキャリアの強みや、逆に改善が必要なことや苦手なことをリストアップします。
そうすることで、自分に合った職場を選びやすくなるでしょう。
②転職理由を明確にする
今までのキャリアを振り返ったら、転職理由を明確にしましょう。
転職理由が明確でないと「思っていたのと違う…」「やっぱり辞めなきゃよかった…」と、転職を後悔することに繋がってしまいます。
なぜ現職を退職したいのか、今後のキャリアで何を叶えたいのかを明確にすることが大切です。
③希望条件を明確にする
これまでのキャリアを振り返り、転職理由が明確になったら希望条件を明確にしましょう。
経験やスキルを活かせる業界に転職したいのか、未経験の業界で一からキャリアを積みたいのかだけでなく、勤務地や給与、福利厚生なども理想のワークライフバランスを叶える上で重要な条件です。
希望条件を書き出して可視化することで、より自分の望みが把握できるため、可視化できる形で希望条件をリストアップしてみましょう。
④優先順位を明確にする
希望条件のリストアップ後は、絶対に譲れない条件や特に重要視したい条件を絞り、優先順位をつけましょう。
リストアップした全ての条件を満たす職場を見つけるのは難しいですが、優先順位を付けることで妥協できることも明確になり、ミスマッチを防ぐことができます。
転職軸によっては起業も視野にいれることがおすすめ！
独立・起業するメリット2選
独立・起業に対して「大変そう」「リスクが大きいのではないか」というイメージを持つ方も少なくないでしょう。
しかし、起業には大きなメリットがあるのも事実です。以下で独立・起業のメリットを2つ説明します。
大幅に年収が上がる可能性がある
事業が軌道に乗れば、会社員時代よりも大幅に年収が上がる可能性があります。
会社員はどんなに頑張っても収入アップに繋がらない場合も多いですが、利益を出した分だけ自分の収入も増えるのが起業です。
頑張りが収入に反映されずに不満を抱えている方や、収入を上げるための努力ができる方は起業を検討してみても良いでしょう。
自由度が高い環境で仕事ができる
起業をすると自分がやると決めた仕事に専念できますし、労働時間や休日なども自由に決められるため、自由度が高くなります。
また、働き方によっては1人で仕事ができるため、人間関係の煩わしさからも解放されるでしょう。
決まった環境の中で働くことを窮屈に感じる方や、人間関係の煩わしさから解放されたい方には起業がおすすめです。
独立・起業するデメリット2選
大幅に年収が上がる可能性があり、自由度の高い起業ですが、それに伴うリスクを覚悟することも必要です。
以下で独立・起業のデメリットを2つ説明します。
失敗するリスクがある
会社員を辞めて独立・起業をしても、必ずしも上手くいくとは限りません。
事業が軌道に乗るまでは会社員時代よりも収入が下がるリスクもありますし、場合によっては無収入になる可能性もあります。
このようなリスクを1人で背負わなければいけない点も、起業のデメリットでしょう。
起業には失敗するリスクがあるため、すぐに諦めてしまう方や、失敗したときの解決策を考えられない方にはおすすめできません。
社会的信用が低くなるリスクがある
事業が成功するまでは社会的信用が低い点もデメリットです。
そのため、会社員時代に比べてクレジットカードやローンの申請が通りづらくなります。
特に、個人事業主の場合はよほど実績を積んで成功しない限り、社会的信用を得ることは難しいです。
社会的信用を得られるまで努力をしようという根気がなければ、起業はしないほうが無難です。
本部サポートを受けられるフランチャイズ開業がおすすめ！
これから起業を考えている方には、本部サポートを受けられるフランチャイズ開業がおすすめです。
すでにビジネスモデルが確立しているため、自分で一から会社を作り上げなくて良いだけでなく、研修が受けられたり困ったときに本部からのサポートを受けられたりする点が大きなメリットです。
また、企業によっては経営の雑務を本部が代行してくれる場合もあります。
会社員を辞めて起業をしたいけれど、一歩踏み出せずに悩んでいる方はフランチャイズ開業を検討してみてはいかがでしょうか。
Youtube：55歳から独立の実際/会社員とは違う大きな喜びとは！？https://youtu.be/BC_l0rPht5E?feature=shared
まとめ
終身雇用制度が崩壊したといわれる近年、転職を考える方は多いのではないでしょうか。
転職は、現職で叶えられなかったことを叶えるための手段です。
しかし、漠然とした考えでなんとなく転職してしまうと「こんなはずじゃなかった！」「思っていたのと違うかも…」「前の会社を辞めなければ良かった」などと後悔しかねません。
このような後悔をしないために、転職する際は必ず転職軸を明確にしましょう。
転職軸によっては、転職よりも独立して起業するほうが向いている方もいます。
例えば、どうしてもやりたいことがある方や、決まった環境で働くことが窮屈に感じる方には起業がおすすめです。
しかし、起業にはリスクがつきもののため、一歩踏み出せない方もいらっしゃるでしょう。
フランチャイズ開業なら、本部からの様々なサポートが受けられます。
起業することに強く惹かれるけれど不安が勝ってしまうという方は、フランチャイズ開業を検討してみてはいかがでしょうか。
